ウォーターサーバーの導入を検討し始めて、調べて見比べていくと、ウォーターサーバーで使う水には「天然水(ミネラルウオーター)」と「RO水(ピュアウォーター)」の2種類があることがわかりました!
導入事例が多い主なウォーターサーバーの水の種類と、採水地をまとめました。
さらに、天然水・RO水それぞれの特徴を見てみましょう。
ウォーターサーバーを水の種類別で見る
天然水のウォーターサーバー
ウォーターサーバー名 | コスモウォーター |
プレミアムウォーター |
フレシャス |
---|---|---|---|
水の種類 | 天然水 | 天然水 | 天然水 |
採水エリア | 静岡・京都・大分 お届けエリアによって異なる |
富士吉田・南阿蘇 好みで選べる |
富士・朝霧高原・木曽好みで選べる |
RO水のウォーターサーバー
ウォーターサーバー名 | アクアクララ |
アルピナウォーター |
クリクラ |
---|---|---|---|
水の種類 | RO水 | RO水 | RO水 |
採水エリア | 工場付近 (全国各地) |
工場付近 (長野県大町市) |
工場付近 (全国各地) |
※各ウォーターサーバーの名称・画像をクリックすると公式サイトが開きます。
それぞれのウォーターサーバーの詳しい情報は、公式サイトをご確認ください。
天然水(ミネラルウオーター)とは
日本には全国各地に湧き水があり、「南アルプスの水」「六甲の水」「富士山の水」など、名水地があります。
天然水(ミネラルウオーター)とは、この自然の湧水を採水してそのまま(または加熱処理やろ過などの非加熱製法で処理して)ボトルに入れています。
天然水は、雨水が山に浸み込み時間をかけていくつもの地層を通る中で自然にろ過され「カルシウム」「マグネシウム」「ナトリウム」「カリウム」のミネラル分を含んでいるためミネラルウオーターとも呼ばれます。
天然水に含まれているミネラル分のバランスや濃さで口当たりや味に違いがあって、それぞれのお好みの水の味を選ぶことができます。
また、水の種類を「軟水」や「硬水」など硬度で分類することもありますが、天然水に含まれる「カルシウム」と「マグネシウム」の量が基準になっています。
ほとんどの日本の天然水は、カルシウムとマグネシウムがあまり多く含まれていない軟水で、口当たりがまろやかで無味・無臭に近いことから、お出汁をベースとした繊細な素材の味を活かした日本料理にピッタリです。
RO水(ピュアウォーター)とは
RO水とは、ウォーターサーバーのボトルに水を入れる前にRO(Reverse Osmosis)膜という0.0001ミクロンのとってもとっても小さな穴の開いたフィルタを通して、水に含まれる不純物だけでなくミネラル分も取り除いた純粋(ピュア)な水です。
RO水はミネラル分まで取り除くため、天然水とは口当たりや味が違います。
一切のミネラル分が含まれていないRO水は違和感を覚えることがあるため、ウォーターサーバーのRO水には人工的にミネラル分を添加しているものがあります。
天然水のように採水地を限定せず、人工的に純粋な水をつくることができるため、天然水よりもRO水の方が水単体のお値段を抑えることができます。
天然水とRO水の比較
天然水とRO水、どちらの水を使っているウォーターサーバーを選べばいいのでしょうか?
私はとっても悩みましたが、いろいろな角度から比較してRO水をおすすめします!
ウォーターサーバーの検討をしている方は、ぜひ参考にしてください。
安全性で比較
水の種類 | 天然水 | RO水 |
---|---|---|
安全性 | ◎ | ◎ |
当然ですが、安全性は天然水もRO水もどちらも安全です。
天然水は自然にろ過された名水地の水を使用していますし、加熱処理や、ろ過などの非加熱製法を組み合わせて、水の安全性を保っています。
RO水は採水地を限定していない場合が多いですが、不純物はもとよりミネラル分までも取り除くフィルターを通すことで純粋な水をつくることができるため、安全性の心配は必要ありません。
口当たり・味で比較
水の種類 | 天然水 | RO水 |
---|---|---|
口当たり・味 | おいしい (好みにもよる) |
違和感なし (普通においしい) |
もちろん好みにもよりますが、天然水はなんといっても口当たりが自然で、天然のミネラルを含んだ「おいしい水」が特徴です。
水の銘柄で好きな口当たり・味が決まっている場合は、水の銘柄がウォーターサーバーを選ぶ理由になりますね。
RO水は不純物だけでなくミネラル分も取り除いた純粋な水に後から人工的にミネラル分を加えているので、私が家電量販店で試飲させていただいたり、職場で使っているRO水のウォーターサーバーの水を飲んでも特に口当たりや味に違和感はなく、おいしく感じました。
天然水とRO水を飲み比べれば違いがあるのかもしれませんが、私のように水の銘柄にこだわりが無い人は、夏は冷たく冬は温かく飲めるウォーターサーバーのRO水で満足できると思います。
賞味期限で比較
水の種類 | 天然水 | RO水 |
---|---|---|
賞味期限 (未開封) |
6か月 | 6か月から1年 |
賞味期限 (開封後) |
なるべく早く飲み切る | 2週間から4週間 |
天然のミネラルを含んだおいしい水が天然水の特徴ですが、ウォーターサーバーの水の賞味期限はウォーターサーバー各社でおおむね未開封で6か月です。
天然水のボトルをウォーターサーバーにセットした開封後は「なるべく早く飲み切ること」を推奨しています。
RO水の賞味期限はウォーターサーバーの会社によって違いがありますが、未開封で6か月から1年です。
開封後は「2-4週間ほど」と記載されています。
天然水もRO水も日常的に使っていればボトルの水を飲みきれないという事はありませんが、天然水のボトルは開封後「なるべく早く」というのは期間がはっきりしていなくてなんだかモヤっとしてしまいます。
年末年始や夏休み、ゴールデンウィークなど長期のお休みに帰省や旅行で長く家を空ける時に水の賞味期限を気にしなくてはいけないというのは困りますし、ローリングストックを前提とした防災用の備蓄として考えるなら未開封の賞味期限が長くて開封後でも賞味期限の目安がわかるRO水が私にとってはスッキリ気持ちよく使えます。
価格で比較
水の種類 | 天然水 | RO水 |
---|---|---|
価格 (500ml換算) |
80円以上 (やや高い) |
50円台から70円台 (安い) |
天然水は名水地で採水して、安全性を確保するための処理をしてからウォーターサーバーのボトルに水を詰めています。
いわゆる「ブランド水」という事になるので、水の価格は500ml換算で80円以上します。
RO水は採水地を特定せず人工的に純粋な水をつくっているため、天然水よりも水の価格は安く、水の価格は500ml換算で50円台から高くても70円台です。
水を選ぶ基準は価格だけではありませんが、毎日飲んだりお料理に使うことを考えるとやっぱり価格は水選びにとって大きな要素です。
天然水とRO水、私のオススメはこれ!
私は看護師という仕事柄「天然のものがいい」や「人工的なものは不安」という考えは全くありません。
看護の現場で使われている点滴や注射・各種薬剤など人工的に作られているもので処置・処方をして、患者さんの症状が改善するのを目の当たりにしていますし、技術の進歩は生活を便利にしてくれます。
口当たり・味に満足できて、賞味期限も長くて、価格も抑えられるRO水が私のオススメです!
天然水の味が好きな方もいらっしゃると思いますので、ぜひそれぞれのウォーターサーバーの公式サイトをご覧いただいて、検討の材料にしていただければと思います。
RO水のウォーターサーバー
ウォーターサーバー名 | アクアクララ |
アルピナウォーター |
クリクラ |
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水の種類 | RO水 | RO水 | RO水 |
採水エリア | 工場付近 (全国各地) |
工場付近 (長野県大町市) |
工場付近 (全国各地) |
天然水のウォーターサーバー
ウォーターサーバー名 | コスモウォーター |
プレミアムウォーター |
フレシャス |
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水の種類 | 天然水 | 天然水 | 天然水 |
採水エリア | 静岡・京都・大分 お届けエリアによって異なる |
富士吉田・南阿蘇 好みで選べる |
富士・朝霧高原・木曽好みで選べる |
※各ウォーターサーバーの名称・画像をクリックすると公式サイトが開きます。
それぞれのウォーターサーバーの詳しい情報は、公式サイトをご確認ください。